思想的辺境

革命は辺境より起こる

第6話:試されるアンケート

職場で、今の会社に対するアンケートが行われました。

入社を決めた理由だとか、自社の魅力だとか、給料に満足しているかだとか、環境面の改善提案だとか……。

管理者曰く、気軽に答えてくださいとのことですが、どうしても生々しく感じてしまいます……。


そもそも、自分は基本的に働きたくないですし、お金はあればあるほど嬉しいですし、会社や組織に限らず世の中には邪魔な法律や制度が多すぎると思っています。

しかし、そんな気持ちを堂々と言って回っても、反感を買い、信頼を失い、相手にされなくなって自身の選択肢が減るだけですので、毎日自分の価値観や主張を押し殺して息の詰まる思いをしながら過ごしています。

そんな自分が、会社の誰が見てどう利用するか不透明なアンケートに素直に答えることなんか出来るわけもなく、結局、会社の目を考慮して回答を選ぶという気持ち悪い行動をしてしまうわけです……。


自分の会社に対する愛社精神や忠誠心は、自分の思っているほど高くはなかったということです。

そんなことが浮き彫りになったアンケートでした。


本音で生きるのもパフォーマンスで生きるのも疲れますね。